「伝統野菜
のらぼう菜」を使用した特産品開発事業 概要書(至H18〜)
【事業実施の趣旨】小川町内の「食」に関係する商工業者が「地域の共通材料」をテーマに農業と連携する事により、「地域色ある商品」「地域の付加価値の付く商品」が開発され、強いては本地方の新たな食文化を育成並びに地産地消の推進を目的とし本事業を実施する。
【キーワード材料 のらぼう菜とは?】のらぼう菜はアブラナ科「かき菜の一種」の野菜。菜種油を絞る作物で1767(昭和4年)年、当時の関東郡代が比企の農家に種を配布し栽培を始めた。栄養価が高い事から当地方の「天明・天保の飢饉を救った野菜」と言われときがわ町大野地区の農家より古文書が見付かっている。「トウ(茎)」の部分を食し、甘みが多く、ビタミンCは小松菜の約2倍と豊富。8月の下旬から9月の中旬に種を播き翌年の3月頃に収穫時期を迎える
【各商店の取組体制】平成19年3月より、のらぼう菜【@粉末材料・A生菜】を活用し各商店が、相違工夫を凝らした商品を開発。「取扱店看板」「昇り旗」の販売、MAP作成等 商工会が事務局として事業支援体制を確立。
【農家の生産体制】県東松山農林振興センタ−では、平成17年10月 「小川町・ときがわ町・嵐山町」の農家で「のらぼう菜栽培会」を設立し、本格的な生産振興体制を確立
【のらぼう菜 出荷状況推移(比企全体】
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のらぼう菜出荷量/トン
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備 考
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平成18年
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1.5トン
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約8農家が生産
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平成19年
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6.0トン
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約50農家が生産
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平成20年
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約10トン
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46農家が生産
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平成21年
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‐
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‐
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平成22年
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約32トン
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のらぼう菜栽培会49農家(全体68)
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【のらぼう菜 購入先】
のらぼう材料種類
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取扱者
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TEL
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住所
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のらぼう菜(生菜)
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鈴木商店
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72-0598
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小川町大塚1184
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小川町下里 安藤さん
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72-2515
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小川町下里329
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JA農産物直売所
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74-3396
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小川町下横田675-3
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のらぼう菜(生)・・収穫は3月10日頃(天候等により遅れる場合もあります。)収穫後に準備でき次第、販売(値段目安 一束 \130程度)
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のらぼう菜(粉末)
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小川町下里 安藤さん
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72-2515
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小川町下里329
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値段目安 乾粉 1キロ \4,000〜5,000程度(購入前に事前にご相談ください)
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